GoldenPhoenixRecords

Rachelle・水沢よりアナタへ

Gordon Murata Interviews BNA: About The Single "After The Leaves Gone"

注)下記のインタビュー記事をどこまで真実として受け取るか。

それは例によってアナタ次第。

なぜって?だって「真実」とは常にサイコロの目のようなもの、見方によって如何様にも変わり得るものだから…

 

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2020年11月

ロサンゼルス某所にて

 

 まずは新作のリリース、おめでとうございます。

M: ありがとう。今回はとても挑戦が多かったから嬉しいわ。

 お気持ち、お察しします。元々はフルアルバムの完成を目指していらしたとお聞きしました。

M: その通り。夏にリリースした挨拶代わりのEPに続く作品として、ファンにキチンとしたものを届けたいって思っていたから。だから最初に『アルバムは諦めて納期までに出来上がった曲を発表しよう』って話をレーベルからされた時はとてもストレスフルだったわ。もちろん、アタシがクオリティの高い曲をアルバム一枚分まで揃えることが出来なかったことも原因なんだけど。

 アルバムのリリースを後ろ倒しにしようという方向にはならなかったんですね。

M: それはハナッから無かったわね。BNAというグループは常に進化しているの。5人とも今が人としてもアーティストとしても最も成長する時期だし、アタシの芸術家としてのモットーである「今この瞬間をヴィヴィッドに表現する」を実現させるためにもリリースペースを落とすわけにはいかないの。ファンのみんなには常に「現在進行形のフレッシュなBNA」を届けたい。これは彼らも同じ思いよ。

 すると、ここに収録されているのは全て前回のEPがリリースされてから取り掛かったものなのでしょうか?

M: ええ、そうね。実は、デモを聴いたレーベルから「先にリリースしたEPに新曲を追加収録してデラックス盤としてリリースし直そう」って打診されたの。けどアタシとボーイズが猛反対して(笑)。

 なるほど(笑)。

M: アタシ達はアーティストである以前に音楽ファンでもある。その自分達が「嫌だな」って思うリリースはしたくなかった。それにストリーミングが主流の現代で、わざわざ再発盤を出す理由もないし。

 曲について伺います。「Fell In Love With A Fool」はTeaching Circusの楽曲に同名のヒット曲がありますが、今回は同名の有名曲がある中で敢えて同じ名前の別曲を書かれたのですね。

M: そうね。この「Fell In Love With A Fool」っていうフレーズはずっと気に入っていたんだけど、どういう曲にするか迷っていたの。TCが歌っている曲も元々は日本のアーティストのカバーなんだけど、それとは全然違う雰囲気の曲にしたかったの。

 「Was Yours」についてはどうでしょう。この曲は書きあがってからレコーディングまでが早かったと伺っていますが。

M: その通り。この曲のメロディが最初に思いついたのは10月の終わりごろだったわ。当時既に手元の曲がアルバムを何枚も出せるくらいあったけれど、FILWAF以外はどれもまだまだ満足のいくボーカルが録れていない状態だったの。中々作業が進まなくてみんなイライラしていたのね。そこに突然ふっとこの曲が降りてきて。他の煮詰まっていた作りかけの曲を完成させるのではなく、新たに生まれた曲の勢いやヴァイブスを大事にしようって話になったの。

 なるほど。この曲のインスピレーションはどういったところから?

M: 曲が湧きあがる時はいつも突然なの。冬にピッタリな、センチメンタルなバラードを出したいって思ってたんだけれど、無理やり曲を作ろうとはしなかった。ある時ある瞬間にふっと出てきたメロディと言葉の響き、そういったものを大切にしているわ。結果的にOneRepublicの「Apologize」に似たコード進行や展開になったけどね。これはBNAにとっての「Apologize」よ(笑)。

 前作では『Chapter 0』という題名がついていましたが、今回のシングルにはそれがありませんね。

M: 今回のシングルは彼らの正式なディスコグラフィというよりもファンへのサプライズプレゼント、みたいなものなの。デビューアルバムを作る途中で偶然生まれた楽曲を今リリースしたいっていう気持ちを優先させた結果、チャプターは敢えて分けたのよ。それに、2曲だけでChapter 1っていうのもなんだかしっくり来ないでしょ。今後正式にまとまった形でリリースされるものを楽しみにしながら、今回のシングルを楽しんでもらえたら嬉しいわね。

 

 

 スカイラー、今日はインタビューのために時間を割いていただきありがとうございます。

S: なんてことはないさ。これも仕事の一つだもんね。

 あなたは今回、FILWAFでメインボーカルをとっていらっしゃいますね。

S: そうだね。レイチェルはどうも僕とティミーに暗い歌を歌わせたいみたいだね(笑)。

 実際、あの曲でのあなたのボーカルは素晴らしいと思います。以前行ったインタビューで水沢さんも仰っていたように、あなたとティモシーの歌声はよく似ていると思います。

S: それは僕も思ったんだ。これまで自分たちではわからなかったけれど、今回リリースする2曲を改めて聴いてみたらすごく似てて、僕ら自身ビックリしたよ。声質だけでなく、発声の仕方や歌い方の表現とか。本当に似てるよね。

 そう思います。あなたは陽気で口数も多く、グループのスポークスパーソンみたいな存在ですね。対してティモシーは大人しめで、他のメンバーに比べて一歩下がってグループを見守っているように感じます。対照的なお二人の歌が似ているというのは面白いですね。

S: さっすが僕らの専属インタビュアー、よく聴いてるね。はたから見た僕らは全然違うだろうけれど、芯の部分では似通ったところがあるんだ。例えば、僕とティミーは常にリスクヘッジをしたり今いる自分達の状況を冷静に見ているところがある。こうしてグループとして人気が出てきて活動の幅が広がっても、どこか自分の中の冷めた部分で「この状況は長続きしないぞ、次の一手をどうするか考えた方がいいぞ」っていう心の声が聞こえるんだ。 とても地に足のついた考えをお持ちなのですね。

S: そうとも言えるかもね。ディエゴに言わせれば僕ら2人は悲観的過ぎるらしいよ。言えてるなと思う時もあれば、大声で否定したくなる時もある。けどどんな時も僕らは5人でお互いを支えあってるんだ。それぞれ個性があるからこそグループとしての幅が広がる。僕は今の自分に満足しているよ。

 普段明るくてファンサービスも旺盛なスカイラー・ウエストの姿を見ていると、すごく意外です。

S: でしょ(笑)。僕もそうだし他のメンバーもそうだけど、意外な一面をいっぱい持っているんだよ。

 楽曲についてお伺いします。

S: FILWAFは初めてレイチェルからデモを聴かせてもらった時に、すぐに気に入って自分がメインで歌いたいって思ったんだ。ダークでちょっと大人っぽくて。ファンのみんなをビックリさせられるかなと思ってさ。よくあるアイドルソングみたいなのじゃない、深みのあるポップソングに僕は惹かれるんだ。WYも同じ路線の曲だけど、FILWAFの方が退廃的でクセがあるよね。UKのポップスっぽさを目指したんだ。ストリングスを入れようって提案したのも僕なんだ。

 アレンジにも参加しているんですね。

S: 曲作りにルールはないからね。僕ら5人も常に曲は書いているけれど、何せレイチェルがあまりに多作で一つ一つもクオリティが高いから、僕たちが書いた曲が入る余地が今のところないんだよね(笑)。けどそのうち、5人で書いた曲をリリースしたいね。サウンドスケープも基本的にレイチェルが色々と案を出してくれるんだけど、最終的に歌うのは僕らだから僕ら全員が納得するようなアレンジになるようにみんなで知恵を絞っているよ。

 前作のデビューEPと比べると、サウンドがグッと大人っぽくなりましたよね。

S: でしょ!ボーカル録りでもアレンジでも、そのあたりは意識したんだ。特にティミーは声変わりも終わって本格的にボーカルが安定してきているし。AAAのラジオ局でもかけてもらえるようなアダルトな雰囲気のある曲にしたいって思いながら作ったんだ。

 本来は今年中にアルバムを発表する予定だと伺いましたが、制作が遅れていることによる焦りなどはありませんか?

S: んー、ないと言ったら嘘になるけど、アルバムではなくてもこうやってファンのみんなに音楽を届けることが出来るだけで僕は最高に幸せだよ!

 

 ディエゴ、今日は忙しい中インタビューに時間を割いていただきありがとうございます。

D: いいってことさ。インタビューはいつでも大歓迎だ。

 BNAのメンバーは個人でSNSのアカウントを持ってらっしゃらないですよね。

D: そう。俺やスカイラーが余計なことを言わないようにってミズが禁止しやがってよ。デジタルネイティブの俺らならネットで言っていいことと悪いことの違いくらいわかるってのに。まあけど、それもあって俺らの声をこうやってインタビューで世に出せるってのは貴重な機会なのさ。

 なるほど。今回のEPではあなたにしては珍しくコーラス等裏方に徹していますね。

D: 俺だってグループの一員だっていう認識はちゃんとあるからな。今回はスカイラーとティムティムがリードにピッタリだった。それだけのことさ。だからって曲に思い入れがないわけじゃないからな。

 曲を聴きましたが、いつになく繊細で美しいコーラスでした。

D: 俺の声は5人の中でもちょっと異質だから、他のメンバーとの声に溶け込めるように歌うのはチャレンジングだったよ。今回そこがうまくまとまりを持って聴こえるのは俺らの成長とミズのディレクション、プロダクションの妙があってこそだと思ってる。このグループは実質6人組なんだ。ミズが作る曲や音があるから俺らは輝けるし、逆に俺らこそがミズの曲を一番うまく表現出来るんだ。

 水沢さんのことを信頼してらっしゃるんですね。

D: もちろんだ。メンバー同士、相手のセンスを信じているから意見を聞き入れることも出来るし、信頼されているってわかるからこそ率直な意見を言えるんだ。それがチームってものだろ?

 その通りだと思います。今回はディエゴのソロパートはありませんでしたが、現在制作中のアルバムではどうでしょう。

D: (ソロパートが)たくさんあるといいけどな(笑)。そもそも俺らみたいな大きなプロジェクトだと、今取り掛かっているものがどういった形になって世に出るのか予測をつけるのが難しい。曲は常に書いてるし常に録っている。あとはそれらを全て並べて皆で頭を捻りながらアルバムという名のパッチワークを作っていくんだ。

 ディエゴ、あなたの唸るような声は非常に魅力的だと思います。それをアルバムで聴けるのが楽しみです。

D: ありがとうよ。俺が良い曲を書けるようにと良い感じの録音が出来るように祈っててくれよな。

 

 アンソニー、本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。聞いた話だと、何かドラマの撮影に参加してらっしゃるとか。

A: そうなんですよ。あんまり詳しくはお話出来ないんですけどね。こちらこそ少ししか時間を取れずに申し訳ないですね。

 とんでもない。早速ですが、今回のシングルに関して、あなたにとって、そしてグループにとってアーティストとして成長した点についてお聞かせください。

A: なんだか難しい質問ですね(笑)。正直今回のシングルに関しては、僕自身はあまり手応えを感じていないんです。アーティストとしての僕らはまだデビューしたてですが、僕自身BNAを結成する前からオーディションはいくつか受けていて、中には結構良いところまで行ったものもあったんですよね。当然その過程で、自分のアーティスト像みたいなものが出来てきて。僕はもう少しオルタナR&B寄りの楽曲に挑戦したいと思ってるんです。実際今作っているデビューアルバムにはそういったサウンドの曲がいくつかあるんですが、今回リリースしたシングルのコンセプトは『冬らしい凛とした肌触り』なので、僕が目指すサウンドとはちょっと違う。尤も、今作は僕らのアートというよりもファンへのプレゼントに近い意味合いがあるので、こうして作品をリリース出来ることにとても喜びを感じています。

 あなたとしては、もう少し自分の音楽性を発揮出来るような曲をリリースしたかったようですね。

A: その気持ちはありますね。けど物事には全て最良のタイミングがあると思っていて、今は僕が自己主張をすべき時ではない。それだけのことです。

 なるほど。

A: 僕らは皆まだ個人のサウンドとグループとしてのサウンドの方向性を色々と試しているところなんです。その過程で生まれた「とにかくポップで良質な曲」をファンの皆さんにお届けする。これが、僕らが今一番大事にしている目標ですね。

 素晴らしいと思います。音楽の方向性が違うことを理由にメンバーが脱退・解散するケースはバンドやグループでは枚挙に暇がないですが、BNAの場合は安泰ですね。

A: そうだといいんですけどね(笑)。なにぶん皆主張が強いので、最終的に出来上がる曲がどういった形になるのか誰も想像がつかないんですよね。水沢さんの中ではある程度青写真が出来てはいるみたいなんですけど。けど、その不確かさみたいなものは裏を返せばそれだけ色んな方向性に向かうことが出来るということでもある。それこそ僕らの魅力だと思うので、大事にしていきたいなと思ってますね。

 

 ケンイチ、今日は忙しい中お時間をいただきありがとうございます。

K: 僕も久々のインタビュー、楽しみにしてました!今日はよろしくお願いします!

 以前他のメンバーや水沢さんと合同でインタビューをした時に比べて雰囲気が明るくなったように感じますね。

K: 本当ですか?嬉しいですね。あの時のことはハッキリ覚えてます。正直、まだこの仕事に慣れていなくて何をどんな風に話せばいいのか迷ってましたね。

 確かにそのような印象を受けました。他のメンバーから「ケンイチはよく喋るし頑固だ」という話を聞いてもにわかに信じられなかったのを覚えていますよ。

K: ですよね(笑)。あの頃だとちょうどメンバーと水沢さんの前でやっと腹を割って話せるようになったくらいでしたから。あらゆるやり取りが僕の母国語ではない英語で交わされているっていうのもありましたけど、今思うとそれを理由にして自分の中でバリアを張ってしまっていたんだと思います。

 自分が生まれ育った地を離れて、それも海外で活躍するというのは並大抵のことではないと思います。特にあなたのような若い年齢で。

K: ありがとうございます。けど今は、音楽をはじめとして色んな表現がボーダーレスで手軽になっています。それは作品が国境を越えるという意味もありますが、アーティスト自身も作品と同じくらい軽やかに国境を含めてあらゆる境界線を越えていかなければいけないということを意味していると思います。そういう意味では、今の僕はすごく恵まれていると思います、言葉の壁や文化の壁を越えて仲間やファンと交流出来る機会に恵まれて。

 素晴らしい心意気ですね。今回のシングルではバックアップに回っているのも、そういった心境の変化が関係しているのでしょうか。

K: 確かに、前作のEPでは結構僕自身の意見を反映させた部分が多かったですもんね。けど前回も今回も「みんなで良いものを作ろう」というモチベーションが一番大事なものとしてあるので、僕のパートが少ないことはあくまでたまたまなんです。スカイラーやティモシーの表現が、他のメンバーのそれよりも曲とマッチしていたというだけで。

 なるほど。ケンイチとしては、BNAは今後どのような方向に進んでいくと思いますか。

K: それはすごく難しい質問ですね。正直、僕自身今は毎日目が回るような忙しさで、まるでジェットコースターに乗っているみたいな気持ちです。それぞれのメンバーが目指す音楽性も違うしプロデューサーである水沢さんが理想とする形も別にある。けれど僕らが一番にしたいと考えているのはファンの皆さんが求めるものです。僕らがそれぞれ目指す方向性を反映させながら、「どうしたらファンの皆さんが喜んでくれるか」を一番に考えて進んでいくと思います。

 

 ティモシー、今日は忙しい中インタビューにお時間をいただきありがとうございます。

T: こちらこそありがとうございます。

 現在もデビューアルバムのために制作を続けていると伺いました。

T: そうなんです。レイチェルが次々に曲を作ってくれるので、僕らはそれをレコーディングするのに必死で。彼女は求めるレベルが非常に高くて。レイチェルが歌うデモを聴いて「良い曲だな」と思ったものでも、僕らが歌ってみてしっくりこない曲はバンバン没にするんです。多分お蔵になった曲だけでアルバム5枚分くらいになると思います。

 そんなにたくさんの曲を作っているんですね!

T: はい(笑)。

 今回あなたがリードをとっている『Was Yours』はどのような曲なのでしょうか。

T: この曲は、誰しもが抱えるかもしれない喪失感について歌っています。人は色んなものを失いながら前に進みます。卒業して友人と離れる、恋人と別れる、親が亡くなる。それだけでなく、自分自身の若さや夢や希望といったものもいずれは去ってゆく。そういった、何かかけがえのないものを失った時の気持ちを凝縮しています。中々に暗い題材ですよね(笑)。

 歌詞に「16歳の頃よりも強くなれると思ってた」という部分がありますが、最年少で15歳のあなたがこの歌詞を歌うことに違和感はありませんでしたか。

T: その部分はレイチェルと頭を悩ませた部分ですね。言葉の響きとしてはこのままが一番きれいだというのはみんなの総意でしたが、今の僕が歌うとどうしても説得力に欠ける。だからこの曲を歌っている時の僕は、自分が25,6歳くらいだと思いながら歌っています。言葉の内容としては説得力に欠けても、曲が持つエモーショナルな面にはすごく共感出来たので。自分の心情を曲に重ねて歌いました。こういう業界で働いているからか、僕らは普通の人に比べて大人になる速度が速いと思うんです。自分でもそれは感じていて、だから自分の表現が実年齢以上の深みを帯びていたらいいなと思ってます。そうやって自分で試行錯誤したテイクが結果として使われているので、アーティスト冥利に尽きますね。

 水沢さんが仰ってましたが、あなたとスカイラーはどこか似た雰囲気がありますね。一見性格は全然違うのに、共通する「憂い」のようなものを感じます。

T: ありがとうございます。誉め言葉として受け取らせてもらいます。僕らもそれはレイチェルから指摘されていて。理由はなんとなくわかりますが、それはこういう場でお話するような内容ではなくて。けど僕もスカイラーも、自分達の表現に「味がある」んだと思っているので。意識せずにそういった独自性が出ているのは強みだなと感じてます。

 この曲をシングルとしてリリースするという水沢さんの采配について、何か思うところはありますか。

T: とてもありがたいと思っています。この曲はレコーディングがとても大変でした。気持ちが入りすぎて過呼吸を起こしてしまって、レコーディングを止めてもらうこともあったりして。それに、やはり曲そのものも歌詞もダークなのでボーイバンドとしてあまりシングル映えしないなと思ってて。けど僕らのアーティストとしての面を大きくフィーチャーしたものになっているので冒険だな、と思っていて。そんなところがレイチェルらしいというか(笑)。ファンのみんながどんな反応をしてくれるのか楽しみでもあり怖くもありますね。

 現在制作中のアルバムについてはどんな手応えを感じていらっしゃいますか。

T: まだまだ模索中なので正直なんとも言えないです。けど色んなタイプの曲をレコーディングしているので、バラエティに富んだアルバムになると思います。早く皆さんに届けられる日が来るのが待ちきれないです。

 最後になりますが、デビューアルバム以外でもいくつかプロジェクトが進行しているとか。

T: 僕らは常に複数のプロジェクトを進めています。良い音楽を作るのには時間とエネルギーがかかります。けどそれだけでは足りません。「こういう曲を作りたい」という情熱が最初にないと、出来上がったものは中身のないただの音になってしまう。情熱が沸く方向はその日の気分によってまちまちです。だから、常に色んなプロジェクトの枝を伸ばし続けています。その中で、綺麗な花が咲いたものから皆さんにお届けする。僕にとってのアート活動はそんなイメージになってます。デビューアルバム含め、今後の僕らBNAの活躍にご期待ください!